１２月９日（土）、浜田市総合福祉センターにて、1２名の方にご参加いただき、標記研修会を開催しました。研修会では、講師として、ヴィレッジせいわ入所サービス課 精神保健福祉士 的場 めぐみ氏より、「みんなで考えよう！ケース検討会」と題し、野中方式による事例検討会を行いました。
事例テーマは、「実家に帰りたい本人の支援を、どのように行っていくか」。グループホーム入所中の知的障がいのある本人には、本来実家のある場所ではない市外へ行きたいという希望があり、後見人としてどのように対応していくか、といった内容でした。話し合いの中で、実家への想いをしっかり聞くこと、ストレス解消のため趣味の釣りを一緒にする、家族へのお別れとして一緒にお墓参りに行くなど、数々の意見交換がなされました。また、「10年以上も仕事を休まず継続できるなんてすごいね」という話題もでました。本人のストレングス（強み）を活かし、意思を尊重した成年後見人の活動について、深く学ぶことができました。
【研修中のようす】＊クリックすると拡大します。
