福祉委員は、住民の身近なところでの福祉活動の推進者・調整役としての役割を担って、福祉問題を発見し、地域住民に問いかけ、また、民生委員、自治会長などに協力して解決活動をすすめるために各町内会から推薦され、社会福祉協議会から委嘱された委員で、地域のボランティアです。
福祉の課題は毎日の暮らしの中で生じる様々な生活問題そのものです。
身近な小地域で、だれもが安心して暮らせる地域づくりが求められており、悩みや、問題を抱える家庭が支えられるような、地域の福祉力を高めていく必要があります
地域福祉活動の展開には、行政や社協、民生委員児童委員、施関係者等、これらのさまざまな立場の方と連携を持つことが必要です。民生委員児童委員は、住民に身近な立場にありますが、担当地区も広く、小地域の世話役の福祉委員が、民生委員児童委員とともに、連携をとりながら協働で、地域を支えていく体制をつくっていくことが大切です。